ネコちゃんの飼い主様へ

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To the animal hospital

お家に来たらまず動物病院へ

ネコちゃんが家に来たら、すぐにうんちを病院に持ってきてください。
ネコちゃんのお腹には、回虫などの消化管寄生虫が住んでいる場合があります。糞便の処理を誤ると、人にも感染し、子供の場合重篤な症状が出る場合があります。まず検便を行い、虫がいた場合は駆虫薬を飲んでやっつけます。その時に一緒に楽しい生活の仕方をお話しします。どのような食事をあげたら良いか、日々のお手入れについてお話します。また、ネコちゃんがなりやすい病気と病気にさせない方法についてお話しいたします。

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身体検査

筋肉、関節、リンパ節の触診、聴診による心・肺音のチェック、口腔内の異常のチェックなど正しい知識を持って、楽しい生活をスタートしていただくための応援プランなのでご相談、身体検査、検便は無料です。

検便

今まで集団で生活していた仔犬は、回虫など人に移る病気を持っている場合があります。検便で発見し早めの駆除が必要です。(小さなお子さんがいるご家庭では必ず受診してください。)また、通常の検便では見つかりにくいジアルジアの検査も可能です。
正しい知識を持って、楽しい生活をスタートしていただくための応援プランなので、ご相談、身体検査、検便は無料です。(ジアルジアの検査は別途費用がかかります。)

仔猫の予防
(1歳以上の成猫の予防は異なります。)

生後42日

【混合ワクチン】

  • 1回目 混合ワクチン接種
  • 2回目 混合ワクチン接種(1回目から3~4週間後)

『ワクチンを打ち、体が忘れかけた頃にもう一度打つ』
これを繰り返すことで強い免疫が残せます。3回目が終われば、次は1年後になります。その後は年1回の注射で十分効果が得られます。

初めての春

【ノミ・ダニ予防】

4月~11月まで月一回内服薬または首の後ろにつける薬で予防します。ノミ・ダニは痒いだけでなく、恐ろしい病気も媒介します。
ご家族に移すことがありますので、しっかり予防しましょう。

ネコちゃんは具合が悪くても、ギリギリまで元気に振る舞います。
飼い主さんが気付いた時には手遅れのこともあります。定期健診など成猫の予防を参考に、病気をさせないようにしてください。また、子供の頃から病院に慣れておくと、治療が必要な時ストレスを最小にすることが可能です。体重測定だけ、爪切りだけでもご来院ください。信頼関係が築けるよう、努力いたします。

家族に7歳以上の
ネコちゃんがいる方へ

猫は我慢強くギリギリまで症状をかくします

ネコちゃんがご来院された場合、『かなり悪くなってから』が非常に多いように思います。また、季節や生活の仕方で患う病気の種類がほぼ決まっているようにも思います。ということは、ポイントを押さえて、注意すべきことを注意すれば、危険を回避できるということです。
例えば、冬は、圧倒的な泌尿器の疾患が多くなりますが、飲水が減り尿が少なく濃くなる危険な時期ということを知っていれば、水の減り、尿量を注意し、異常を早期に発見できるのです。また、尿用のフードを食べているから安心というわけではありません。味付けが濃く飲水を促す尿用フードをいつまでも食べ続け、腎臓・肝臓を傷めている場合も高齢猫さんにはあります。ご来院いただければ、どう生活したら、健康が続くのかアドバイスいたします。『ワンちゃんを怖がるから、病院に行きにくい』のであれば、来院前にお電話ください。ワンちゃんのいない時間帯(昼の診療時間外で手術の予定がない時間)にご誘導いたします。『暴れちゃうかも』と心配なら、洗濯ネットに入れて来院すると、お互いに安全に診療できます。

当院がお勧めする
高齢猫の予防健診プログラム

4月

【春の健康診断】

ネコちゃんにもフィラリア症があり、犬と異なる重篤な状態にはなりにくいのですが、慢性の咳で苦しみます。
(フィラリア検査+血液による健康検査で食事が合っているか負担をかけている臓器はないかチェック)

4・5月 ノミ・ダニ・フィラリア予防開始
11月

【秋の健康診断】

心・肺・泌尿器に最も悪い冬を迎える前にチェック
(尿・胸部X線検査もちろん、春の血液検査で不安のある仔は血液検査をプラス)

11月 ノミ・ダニ・フィラリア予防終了
一年毎の混合ワクチン接種